点検内容


負荷試験点検の作業の流れ

負荷試験点検の推奨

<負荷試験作業工程>
1 負荷試験実施前の事前確認と、試験機の搬入
2 燃料、オイル、冷却水の漏れ有無確認
3 発電機を手動モードに切替
4 負荷試験機と発電機のケーブル接続
5 発電機始動
6 発電機、試験機の電圧確認
7 発電機容量の10%負荷を入れ5分後の電流値測定
8 発電機容量の20%負荷を入れ5分後の電流値測定
9 発電機容量の30%負荷を入れ30分間稼働させ電流値測定
10 負荷試験終了後は負荷を徐々に落とし、約5分間試験機をクールダウン
11 発電機の停止、検電、確認
12 ケーブルを外す
13 発電機の確認
14 発電機を自動モードに切替
15 負荷試験完

3つの点検内容と点検方法

実際の点検の方法について

<負荷試験点検>

・負荷試験機を用いて負荷率30%~100%までの負荷運転による発電機の性能確認

※発電機の出力・電流測定で発電機の状態確認が出来る。

 

<保全策点検>

・各項目の点検作業  

~予熱栓、プラグキャップ、冷却水ヒーター、潤滑油プライミングポンプ~

※発電機の状態確認は出来ない。

 

<内部観察点検>

・各項目の分解整備点検  

~シリンダ摺動面のファイバースコープによる内部観察、過給器コンプレッサ翼、タービン翼、  冷却水の成分分析(外注)、潤滑油の成分分析(外注)、排気管出口の可とう管継手を外して内部確認、  燃料噴射弁等の動作確認~

※発電機の状態確認は出来ない。

4つの改正ポイント

自家発電設備点検方法の法律改正について

ポイント①

・負荷運転に代えて行うことができる点検方法として、内部観察等を追加

 

ポイント②

・負荷運転及び内部観察等の点検周期を6年に1回に延長

 

ポイント③

・原動機にガスタービンを用いる自家発電設備の負荷運転は不要

 

ポイント④

・換気性能点検は負荷運転時ではなく、無負荷運転時に実施するように変更

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